伝統工芸会館 岩本公水陶芸ギャラリー 発酵文化大使の台所 〒107-0052
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株式会社吉野音楽事務所

Date: 4月 24th, 2008
Cate: 2008年4月, OldDiary
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欠けてしまった心。

「姉ちゃんが、ウチの子に作ってくれた茶碗が 欠けちゃって、、、」という 嬉しい電話が 妹からありました。 もちろん欠けてしまったことが嬉しいのではありません。 話を聞くと、 私が姪っ子のために 4〜5年前に ご飯茶碗を作ってあげたことがあり、それはとても小さなサイズで 底に「ごちそうさま(^-^)」と 言葉が書かれたものでした。姪っ子はとても体が小さいので ゛おかわりをする喜びを感じて、いっぱい食べてほしいな、、、゛ と わざと小さいサイズで作ったんだっけなぁ、、、と今回の電話で 忘れかけていたお茶碗の存在を思い出しました。妹が言うには 姪っ子は 頑張って沢山食べて、誇らしげにおかわりをするのが 毎日の喜びだったらしく ママが洗ってる時に 誤って欠けさせてしまった時、そのお茶碗を抱きしめて声を出さないで泣いていたとか。 私は 話を聞いて 嬉しくて 嬉しくて!
自分の作品を そんなに大事に使ってくれている人が この世に一人でもいるということ、、、。 「わかった! 違うの作ってあげるから!どんなデザインがいい?」 電話で姪っ子に聞こうとしましたが 泣きながら寝てしまっていました。 妹は 「これくらいなら まだ全然使えるのに。泣かなくていいのに。なんだかごめんねぇ」と 欠けたことの深刻さがあまり ピンときていない様子でしたが 私には 姪っ子の気持ちがすごくすごく分かりました。私は お茶碗を自分のために作って 使っていますから たとえ一ミリでも欠けた時の あのショック!! 心が ちょっと欠けてしまったような想いになります(/_;)
だから 私は 友達が来ても 母が来ても 台所で洗うのは絶対自分でやります! 自分がやって欠けてしまうなら 諦めがつくので(^^;) 今回のことでますます 作る喜びが増えました。