「船村徹先生」
どんな人にも命の終わりはやってくるけどさよならは 何度経験しても悲しく、苦しい。
船村徹先生の訃報を聞いたときには涙が出て 体の力が全部抜けてしまったようでした。
新人コンテストの時、「あなたは上手いんだからもっと自信を持って歌いなさい」と言って下さった先生。グランプリをいただき、 それからの自分の歌はいつも先生のその言葉が支えでした。
20周年の記念曲「道の駅」、「昭和えれじい」での先生のご指導や、温かい言葉は決して忘れません。
新年、ご自宅に伺うといつも先生からお屠蘇を頂き、その嬉しさに何度も涙したこと、昔の話をたくさんして下さったこと、私の父が送る わらびを 毎年楽しみにして下さっていたこと、全部、全部大事な思い出です。
先生が作って下さった歌を唄えた幸せ。沢山の言葉を頂けた幸せ。全てに感謝して明日も 先生に作って頂いた歌を大事に唄います。
先生、本当にありがとうございました。