「ウパちゃん」
今日は暑かったですね・・・。
今までの遅れを取り戻すように
あれこれとウチで作業をしました。
町内のお祭りがあるようで
外ではお神輿の音が賑やか・・・。
夏だな・・・。
セミも声を振り絞って鳴いてる。
頑張って！頑張って～～！
私は・・・コンサートの衣装や、陶芸など
考えだしたら先が見えないほど
やることは沢山ありますから
自分が気の済むまでチャカチャカ動いて
一日を有効利用して頑張り抜きました。
・・・皆さんに謝らなければいけないことが一つ・・・。
「ウパちゃんは元気ですか？」 と、
沢山のお手紙やお声をかけて頂き
私自身も毎日、毎日、暑さに負けないようにと
お水を換えたり餌をあげたり、一緒に頑張ってきたつもりでしたが
この夏を乗り越えることが出来ませんでした・・・。
”もうひと頑張り！” って思った先月、
ウパちゃんは亡くなってしまいました。
ご近所迷惑なほど大声で泣き、
さよならの供養をして、また翌日には
キャンペーンで歌を唄いました。
自分が守ってあげられなかった情けなさと、
小さくても大きくても、命の存在は同じなんだな・・・、
という深さと、ガラ～ンとしてしまったウパちゃんの場所と、
夏の暑さと、毎日の忙しさと・・・。
虚しくて、はかなくて、淋しくて、
こんなことを言ったら笑われるかもしれないけれど
”家族”が居なくなった悲しみはずっと消えません・・・。
でも 歌があったお陰で 今日まで頑張れました。
皆さんにお伝えするのに
時間がかかりましたが・・・、
今日までちゃんと唄ってくることが出来ました。
偶然にも ふるさとの西馬音内（にしもない）盆踊りで
メイクさんが プレゼントしてくれたキーホルダーは
ウパちゃんそっくりでした。
岩手県の大槌町の仮設住宅に住むお母さんたちが
一つ、一つ心を込めて作ったキーホルダーだそうです。
復興のために 少しでも出来ることを・・・と、
仮設住宅でコツコツ作ったキーホルダー。
おおちゃん、こづちちゃん、っていうそうです。
今ではこの子達が私のウパちゃん変わり・・・。
良い時間が沢山あったお陰で
こうして元気に唄えている・・・ということを
決して忘れず、またしっかり進んでいきたいと思います。
お逢いする度にいっぱい心配して下さった皆さん、
お便りを下さった皆さん、声をかけて下さった皆さん
本当にありがとうございました。
いろんなことにしっかり責任を持って、
しっかり歩いて行きます。